_ リーダーズ

おーリーダーズすごいね。フラー用語まで正確に載せているとは。いやむしろ R.Buckminster Fuller がすごいちうべきか。きっとそうやな。ちなみに、C60 フラーレン(Bucky ball)の名前もR.B.F に由来するものです。

_ それから、今回つくったテンセグリティは、えせテンセグリティです。前にも書きましたけど、ほんとは輪ゴムのような伸び縮みする材料をつかっちゃだめなんです。ほんとは、割箸で代用した圧縮材の両端も滑らかに加工して、テグスのような強い張力材一本でピンと張るべきものなのです。でも張力を得るのが容易で加工も簡単なので今回は割箸と輪ゴムで安直な模型を造ってみました。うちにある日用品でこういうものを造ることができるだけでも愉しいしね。

_ めんくい？

わし沢口靖子派(派ていうな)で、昨日も科捜研みてたんやけど。このこと自体、普段ドラマどころかテレビもみんわしとしては既にかなり画期的なことなんやけど。まあそんなことをいうてたら「めんくい」て言われました。ところで、そういえばかつて確かに緒川たまき派でもあり、若狭路ぽ〜とれいとなどを愛読していた記憶が御座います。昔の日記からリンクしたような気がするのですが、みつかりません。昔の日記を探してみたら、記憶も壊れていることに気付きました。

_ [mc] ドキュメンタリー映画の世界

今日はこれからドキュメンタリー映画の世界＠京都造形芸術大学に行って参ります。山形国際ドキュメンタリー映画祭からのセレクションで、チョムスキーを取り上げた『マニファクチャリング・コンセント』が上映されるので観に行くのです。みなさんお忙しいこととは存じますが、近所の方で関心がおありでしたらわしまで連絡を下さい。上映は18:50〜なのでまだまにあいます。また、秋にかけて東京の方でもいくつか上映会が計画されているようですのでお楽しみに。

_ 間借り人の映画日誌による評が適切で、参考になります。

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_ 京都ぶらり

午後三時頃叡山電鉄出町柳で、待ち合わせどおりdaisu-ikさんと落ち合い下鴨神社をふらふら雑談しながら散歩。時間があるので理系の充実した吉岡書店へいき、ふたりして古本をごそごそ漁る。いけがみさんは発見的ポリア本二冊まとめてお買い上げ。うらやましい。予想外に時間に余裕があったので、さらに一乗寺恵文社へ。ギャラリーショップの処にまえどおりTensegritoy(テンセグリティおもちゃ)がおいてあって嬉しい。物欲を刺激されつつも自分でつくってやる、と思い直して我慢する。そのかわり『フラーがぼくたちに話したこと』と『バックミンスター・フラーの宇宙学校』を買ってしまったけれど。やっぱり素敵な本屋さんだなあ。いけがみさんにも楽しんでいただけたようでなにより。ありがとうございました。

_ 叡山電鉄一乗寺駅でお別れして、サユールサユランで軽く食事(トマトバジルモツァレラのパスタを頼んだけど、どう考えても Hamac de Paradis には遠く及ばん、自分でつくった方がよほどおいしい。まずくはないけど)をとってから会場の造形芸術大へ。すごい傾斜が急な階段、威圧的な柱。構内で迷ったり迷わなかったりしながらチケットを購入してから150円のアイス珈琲を飲んでたらお腹壊してお手洗いにかけこむ。冷やしたみたい。時間が来たので会場に入って真剣に観る。インターミッションも休憩無しで165分ぶっつづけ。真っ暗な中メモとりながら観てたらノート16ページ分にもなってた。すかすかやけどなんとか読める文字でよかった。さすがに設備が良くてフィルム交換も円滑(映写機が複数あったのかな)で音響も良く、とてもみやすうございました。ただ会場の傾斜がゆるいので字幕の位置によっては前の人の頭で観にくかったけど、そりゃまあしょうがない。上映が終わって見渡したら知った顔が5,6人。というよりもしかして10人くらいはいたのかな。まあともかく自分は関わってないわりに宣伝効果があったようで、みなさん足を運んでくださってありがとうございました。お疲れさまでした。

_ それにしてもこの映画、チョムスキー云々よりも映画自体がメディアリテラシーな処がおもしろい。かねがねお勧めしている間借り人の映画日誌より、特に重要と思っているところを引用：

さまざまのメディアにおける膨大な過去の記録に対して試みた縦横無尽の編集と新たな映像による加工は、強烈なインパクトと説得力をもたらしながらも、それ自身のなかで“マニュファクチャリング”を実践することで、情報処理の持つコワサというものも同時に感じさせる作品となっている。それを確信的にやっていることをほぼあからさまに伝えてくるというのは、かなり凄いことではなかろうか。