_ もう朝だ。なんかようねむれんかったのう。昨日寝惚けながら書いた日記はよう分からん。ゆるせ。

_ 朝から庭木のお手入れなど

って、わしはおじいちゃんか。そらまごはほしいけどな。昨日の暴風雨のため葉っぱやら花やらが飛び散っており見苦しいため、お掃除をしたのであります。狭い庭ながら母がいろいろと植えているのでなかなか楽しいお庭。発見したのは、なんとブルーベリー。絵に描いたようなかわいいブルーベリーが鈴のようになっております。それから家族の朝食の後片付けなどを澄ませ、朝練に参加すべく早々に出発。

_ 長居競技場でW杯試合のため

交通規制が行われるということだったけれど、なにやら涼しげなのでovni通学。長居公園周辺に至ると、そこらじゅうに警備員やら警官やらがうようよ。しかし規制を避けてか道路は空いていたので安全運転しても30分ちょっとで到着。昨日の不機嫌がなんだったのか、まったくもって良く分からないまま、しゅどさんにはたこ焼きおあずけ宣言。そしたら誘っておきながら当のニッペが居ない。「なんでやねん」と素でつっこんでいたところニッペ到着。どうやら誘い文句はネタやったらしい。まさか本当に来るとは思っていなかったとか。甘いな。いきおいで「おちゃのこ彩彩」解散発言。きっとただのきまぐれだと思う。ともあれ朝練および朝からセッション(なんて不似合いな形容！)。今学期中一度でもいいから朝練に参加する、というのが公言して憚らない今期の偉大な目標だったのだが、さっそく実現してしまった。

_ ちなみに、涼しげだったのは朝の少しの間だけで、しばらくするとカンカン照りの蒸し暑さ。脳味噌が熔けた。

_ セッション日和

今日はいろいろセッションしすぎて、面子や曲目を良く憶えていない。唯ひとつ強烈だったのは、質実剛健ベースだけど内気なはやちくん、テクノポップで浮きっぱなしの鍵盤sitくん、新入早々やる気の無さ随一のセンス良いドラムなかむら君らと一時間ほどやったセッション。新たなバンドが結成されそうな勢いであった。はやちくんによると「あり得ない面子、かつ(なんでか分からんけど)ものすごい安定した演奏」が現われた。もしかしたら集団幻覚やったんかもしらんけど。まあそれはそれでまた良。他にもいろいろやってんけどなあ。それはそうと、昼過ぎからものすごい体調が悪化(また水曜か)。先日チクノウぽかった鼻は、昨日夜風呂に入った時に無事通ったけれど、こんどは鼻ずるずるで喉も荒れて風邪引きみたいな感じ。しまいにだるーくなってきたけど、頑張ってロシア語。対格と与格、動詞の命令形など。そしてチェブラーシカを一話みる。かわゆい！

_ そんな授業の後、ボックスには2部のJAZZヴォーカル志望の方がいらっしゃる。なんでもジャズ研OBつながりの歌い手さんに習っていて、ジャズ研に顔を出すよう勧められたそうな。お話をうかがい、一緒にセッションしたりするためやりたい曲目やら歌のキーやら教えてもらう。スタンダードはかなり出来そうな感じでした。むしろキーを変えたり、歌に併せたりするという点ではわしらの方が要努力ではないかと。ボサノバもやりたいそうです。声は、また土曜のセッションディにでも聴かせて下さるそうです。楽しみにしましょう。なお、詳細は明日報告致します＞つる部長。お帰りになった後も、むっつんやらドイくんやらいたので、はやちくんも合流して、夜またいろいろセッションした。むっつんも何時のまにやらちゃんとスウィングしとうね。どいくんのペット音も良い感じぢゃの。ちゃんと練習すればかなり様になるのではないかと。はやちくんも上のバンドに誘っていて、いずれ"Four"をきちんとやろう、などと話し解散。

_ 帰りがけ、ovniのエンジンがかからなかったので困った。冷えてたのか、チョークを引っ張ってしばらく待ってたら無事かかった。なんか喉がいがいがして気持悪いし、ovniで走ってると涙溢れてくるし鼻もずるずる。疲れてるんかなあ。

_ 雑用など

自主上映会の準備や、夏休み出張企画の準備などでコマゴマとした雑用をごちゃごちゃ。

_ 湿気にやられる

起床と同時に湿気にやられて凹む。庭木の水遣りに心奪われて室内の観用植物(マザーリーフなど)の水遣りを忘れていたことに気付き子持葉っぱたちを水に浸す。そういう植物なのです。にしても、あの鳴き声は空耳ではなく、やっぱり水を求めての声だったのであろうか。ほら、また鳴いた。ってあれ？今はもう喉も渇いていないはず。歓びの声だろうか、それともわしの心の声を聴いて返事したのか？いや幻聴に違いない。まずい、どんどん電波ぽくなってきた。このくらいにしとこ。でも時々部屋の中で「きゅう」という音が聴こえるのは本当です。そして、妙な動物などがいないのも(信じて)。

ともかくそんなこんなで母がオランダの姉の処へ旅行に行っているので家事の約半分をわしが担当せねばならず、洗い物を片付け、リビングの掃除をして、庭木の鑑賞。元気そうだし雨降るし、昨日の夜中に一度水遣ったので安心して学校に向かうことにする。今日は雨の気配むんむんなのでちゃり＆JR通学。ところでovniは無茶苦茶燃費が良い。先日満たん(3リッターほど)にしてから、もう145km走ってるのにまだまだ余ってる。余裕の50km/l。ovniに乗ることもできないずうにょ〜としてちゃりんここいでると雨がぱらぱら、駅につくころにはめでたくボトボト。いや折り畳みは持っててんけどな。そして案の定テニスは室内での講義。鼻の奥がチクノウぽくて痛い。

_ 素晴らしき哉ジャズ研

なんてサブタイトルをつけたものの納得行かぬ事情もある。講義後、ジャズ研に行くとしゅどさんのみポツンと読書してらっしゃる。楽器を用意しながらやすくて旨い(黒門たこ)にまさるものなし(楽天食堂)、な話をぐずぐずと。そこまでは良かった。そこにジャズ研的アコースティックポップバンド「おちゃのこ彩彩」結成時ベーシストのタケチがやって来てからが問題。なんなんやろうなー、あれは。分かりやすいのは良いし、とりたててメクジラたてるほどのことでもない。にもかかわらず目に余るものがあるねんな。分かりやすいようで分かりにくい男ぢゃの、ほんま。きゃつのベースの音とおんなじやな。酷い時には迷惑ですらある。いうかさんざんやな、こんな書いてええんかな。まあええやろ。嘘はつけん。きょうは毒舌ぢゃ。しかしわしも勢いで「おぬしデリカシーに欠ける」と言うたけどちょっと足りんな、まちがえた。むしろ「おぬしエレガンスに欠ける」と言うべきやった。まったく空気のよめん奴は使えん。

_ あ、また観用植物が鳴いた。もしかして土の中の気泡と水の加減で「きゅう」と鳴るのかね。

_ 愚痴はともかく、今年のジャズ研は素晴らしい。入学当初とは見違えるばかりである。まず遠方より早朝から来て朝練しとる連中が居るというのが画期的。といっても体育会系のノリではなく、ただ楽器を学校においていて楽器に触れたいから、というだけの理由なのがまた素晴らしい。夕方も自分勝手な喋りばかりでろくに新入生の練習台にもならんタケチがバイトに消えてからめでたく練習。わしは I Got Rythm や St.Thomas、枯葉などのリズムギターをひたすら刻む。しばし練習の後、バイトを早々に切り上げたタケチが戻り、なんだかんだ言うて新入生の一人を連れ去る。まったく新入生の方もどうかしておる。何をどう思ってついていったんか知らんがジャズハウスに行くと言うので黙っておった。なーんか納得行かん。これはたんなる老人の愚痴ではない。むしろ珍しくお怒りの様子であった(他人事ではない)。気分悪いので奴のことはこれ以上書かぬ。

_ なんか知らんがその頃からやたらと雨が激しくなり、稲妻まで登場の大判振舞であった。残った新入生たちの練習に、さらにつきあう。そういえば Another You もやったな。タケチのふがいない有り様にあきれ果てたころ(早速書いとるやんか)、アキラ氏がやってきてベースを弾いてくれた。「ベース弾いたら音痴になるなあ」とかわけわからんことつぶやきながら、新入生全員にソロを廻して指痛めながら。ありがたい。ペット初心者の子や合奏未経験の自慰的メタラ族ギタ弾きの子も、一度セッションやるだけで意識が変わるすごい効果。しかし吹奏楽出の縦ノリ手数ドラム野郎のセンスはなかなか変わらず苦戦。まあいずれにせよ、はいってすぐの新入生たちの集団でとりあえずこれだけのセッションが出来るちうのはすごいことやね。特に管のみなさんは一つひとつの音を大切に吹けていてすごい。ピアノももうちょっとはっきり音出していろいろやってみれば良いのに、と思う。

_ むしろ新鮮な感情

しかし、それにしても。ジャズギター(すなわちフルアコ)欲しい。この物欲といい先の怒りといい自分に未だこのような感情が残っていたことを発見して驚きである。心療内科(a.k.a精神科)のせんせに報告に行こうか、というくらい。そういえばおくすりの件でも行こうと思っていたのであった。

_ 某剽窃疑惑

『現代＊相』誌ならびに『批評＊間』誌が、われらZNet日本語版のサイードの記事を剽窃した疑惑あり。雑誌出版社がというよりむしろ某自称翻訳家が、というべき処なんだども。なお予断を許さぬ情況。版権云々のあれもあれだけどこれもこれだ(謎)。この件に関してはこれ以上は当面ノー・コメントで。