_ 狂牛病と畜産システム

森山さんによる『狂牛病日誌』評。「本書を通読していてつらつら感じるのは、僕らは本当に世の中をブラックボックス化して生活しているということである。家畜がどのように育てられ、どのように屠殺され、どのように流通し、どのようにステーキになって目の前に並べられるのか、その過程をまるで見ていなかった。[中略] だが現在の世の中では、見えないように見えないようにと工夫されている。「食」という大事なものでさえ」

(中略：やっぱり無意味な文章は無用だ。反省)

「畜産システム」で検索するといろいろみつかる。牛肉関連でも「消費者に喜ばれる牛肉生産」—おいしい牛肉をどう消費者にとどけるか—とか、豪州の全国出荷者証明書の概要とか、「日本の食生活と狂牛病（BSE）」とか。でもこゆのがどのように世間に認知され、実際に導入されるのか、となるとちょっと分かりにくいのです。

そうそう、今年もベストサイエンスブックの季節。でも今年は新刊本をよんでないような。

_ 臓器移植と色情狂

きょうの検索ワードで思い出した色情狂ドナーの話。あらためてもりげコラムさんの書評を読む。んー、すごい。「ドナーが色情狂の心肺を移植すると、レシピエントに本当にのりうつるのですから恐ろしいことです。早くこのような馬鹿げた移植医術など止めなければいけません」この著者の臓器をもらうと、このような発想ものりうつるのでしょうか。それはおそろしいことです。

もっとすごいのは「男女ともに脚を見ているだけで性的に興奮する人がいます。脚だけを使う球技がサッカーです。ワールドカップでは、世界中の男女が興奮しました。ボールを相手のゴールに足だけで蹴って入れるせめぎあいの人の動きが、もしかしたら陰門と卵子をめざして走る精子に似ているのかもしれません。しかも生殖の補助器の脚を中心にして行う唯一の球技です。それで日本中の男女がサポーターとなって興奮したのでしょうか」…もはや、さっきのおそろしさが色あせてみえます(。。;)

これはある意味傑作なのですね、きっと。この本ほしくなってきてしまいました。鼻行類よりもほしいかもしれない。しかしここの書評も不思議だ。しかもこの評者は455冊も書評してる。ますます不思議だ。

もりげコラムさんにはヴィオラ・ジョークというのがふえてる。もっとびよら。

あーこんなところにほんもののビヨラーさんが。ほんもののビヨラーさんはとっても健気で、なみだがほろり。

活用：ビヨる, ビヨらー, ビヨリスト

用例その１：「きょうはなんだかちょっとおれ、ビヨリズムがいまいちでさぁ」

用例その２：「あいつビヨってるよな」

注意：特定のビヨラ弾きさんを中傷するなどの意図は一切ございません。

_ よだれが…

たまってるよ、ミルクちゃんふぃぎゅあ。

_ 耳毛最長記録

うひゃー耳毛カコイイ(←半角ダメなの)、pomme経由。

しばらく飾っとこう：

_ stereolab

何故か朝日新聞にものってたstereolabのおねえちゃん訃報。ロンドン市内を自転車ではしっててダンプカーとぶつかった交通事故だそうな。んーなんだか切ない。

やっぱり快楽死装置がほしいなどと思うのは、なにかが欠けているのか。

まあ快楽が伴わんでもわしは死にかけてたけどな。

_ gimageview

ユーザとしては気になるgimageviewのぱくり話。

_ ポンショー

チョムスキにお返事がてら『カンボジア・ゼロ年』の日本語版(1979)序文の記述をたれこむ。ここの記述は、英国版とはちがって、米国版とおなじく、チョムスキーが「真面目で読むに値いする本」と評したことをきちんと紹介している。ギャレス・ポーターによる評も書いてあるけど、これはどうもピントがはずれてるような。裏がとれない。ともあれ古森がこの日本語訳すら読んでいないことは自明。てゆかこれ'91年に再版されてるのか。んー図書館にないねんなあ。これも気になる。同じ訳者やけど、まさか序文差し替えとか。