あーね。



リンク集:
remo [ ja / en ]
BreakerProject
log-osaka
Indymedia Japan
rootless.org

散歩部アンテナ

DeeDee Halleck
粉川哲夫
micro silent TV

用語集:
あ〜みんを崇める会
あ〜みんを崇める会
これでいいのだ
タツノコプロ
ミルクちゃん
放射線

新しいツッコミ:

  1. TrackBack (04-11)
  2. mu (09-17)
  3. mu (09-17)

スケジュール
*Jan
--: 冬眠
*Apr
--: 春眠



あわせて読みたいブログパーツ

2002-08-31

_ 忘れないうちに徳島紀行

前日資料集めなどで徹夜のまま25日、昼前のバスで徳島へ。待ち合わせの高速鳴門についたらタイミング良く迎えに来てくださっていたところ。お昼を食べて、打合せをして準備に入る。きたのさんの生物教室でつかうプランクトン採取のため、近所の畑や水場をまわってチェック。おせわになったきたのさん宅近所の蓮ばたけ(写真)の水をすくうといきの良いミジンコがピンピンはねてる。農業用水でも農薬散布によってプランクトンも激減しているのが分かる。

準備しながら(写真)ええかげん徹夜あけの旅に疲れてふらふらになってきた頃、夕食。いつものことながら連れられて飲まされてからまれる。ちょっと覚悟が不十分やったので本格的にまいる。でも準備しだしたら妙な完璧主義が発露して身体に鞭打って倒れるまでやってみる。日付かわって午前一時ころ、コンビニに二百枚くらい資料をコピーしに行ってとりあえず一段落。ふらふらですべての動きが遅いまま風呂にはいって倒れる。

26日早朝に起きて脇町へ。美馬郡方面へ高速をつかって一時間ほど。高速にのったら三十分ほどで、先日地道で行った時よりは随分早い。二日程前から結構神経に来ていたようで、自分で張り詰めた精神を自覚。小学校に到着。黙々と荷物を降ろして教室の準備。理科実験室をお借りしました。十三人のこどもたちが集まったら開始。

最初の一時間程こどもたちも緊張していたようで、空気が堅い。算数ってなんやろか?てな話をしながらしばらく様子をみて、一方的に話しても無駄なので折り紙でつくって来た正四面体を四つの机にふたつずつ配る。それぞれの机でみんなで調べたら、気付いたことやその形の特徴、不思議に思ったことなどを紙に書き出して発表してもらう。「なんでこんなこと調べるん」などと根本的な疑問も含めいろいろ出てきて愉快。雰囲気も随分和む。

調べたら、解体して実際にまねしてつくってみる。ここで資料をくばり(実は先に配るの忘れてた)、折り方のコピーをあげる。みんなよろこんで折る。四面体のユニットである正三角形のための、最初のところがやっぱり難しいみたい。あえてなんで正三角形になるねんやろ?とはきかんかったけど、みんなそれぞれにいろいろ考えてる様子。たくさん折って、つなげたらなんか出来るんちゃうかと思って勝手にテープで貼って組み合わせはじめたのでほおっておく。サンプルを見て刺激されたんやろと思う。どうなってるんか困った顔してたら、「壊していいよ壊して調べてみ」と言う。だいたい日本の教育は、などと言い出すのもアレやけど、ものを壊すことを避けすぎる。すきかってさせることも避けすぎる。もっとこわさなあかん。

午前のおもしろ算数教室が終ったら、お昼ごはんをいただく。こどもたちの様子がつかめたら安心したのか、一気に疲れを感じてくらくらする。午後はきたのさんのおもしろ生物教室。ぼくはお手伝い。みんなピペットと顕微鏡をちゃんと使って、たのしそうやった。黒板に貼ったカラーコピーの資料や、OHPでみたようなプランクトンたちがほんとに目の前でウヨウヨしてるのを見るのは、そらたのしいやろね。なんか見つけるたびに「せんせーなんかおる!」いうて叫ぶのであちこちひっぱりだこ。こっちまでたのしくなる。きたのさん曰く心の洗濯。こちらで用意したサンプルをひととおりチェックしたら、明日はみんなで近所の水を採って来てもらうように、試験管三本とピペットひとつずつ貸してあげる。そして初日はおつかれさま。おわったあと散歩した脇町うだつの町並み(写真)。そしてかき氷屋さんで一服(写真)。

とめていただいた処の近くの川田川(写真)。夕食前、ふらふらと散歩のつもりが渓流探検になってしまう。高所恐怖症のきたのさんは途中でおかえり。しばらくふらふらして、川のまんなかの大きな岩の背中であおむけに寝転がって空を見てたらいつのまにか寝そうになってた。山側が西で、日が落ちるとまずいと思って戻る。そして夕食。

夕食後、折り紙でサッカーボールをつくれんやろかと思案。六角形と一辺の長さが等しい五角形を折る方法がわからんで困る。ふとした思い付きで五角形のところを全部隙間にしてもボールになるんちゃうか、折り紙でも結構充分な強度が得られるんちゃうかと思って実験。とりあえず二十枚おって、ちゃっちゃとテープで繋げてみる。出来た。綺麗。これでいけるとなって、ゆっくり風呂に入る。そしてひたすら六角形を折る。八十枚できて一段落。寝つきは悪かったけどそれなりにゆっくり眠れました。

二日目も早めに小学校入り。大きな地球儀を借りて、徳島からニューヨークの距離を計ってみる。たこ糸の端をたこ糸でとめて、一番距離が短くなるように言うたらみんなぴんと張って、うまいこと大圏航路になるもんやね。もうちょっとずれてバラバラの数字が出て来るかと思てたけど。メルカトル図法の地図でも同じように計る。それぞれ縮尺が違うので、縮尺を説明して計算してもらう。地球儀だとおよそ11,000km、メルカトル図法だと16,500km。なんでこんなちがいがでるんやろか?と皆であたまをひねる。ついでに地球の(厳密には南北の)周が、きっちり4万kmであることを紹介。実は逆に、地球の(南北の)周の4千万分の1を1メートルと決めたんやと種明かし。でもそしたらその地球の周はどうやって測ったんやろ?定規でも持って歩いたんやろか?海の上は歩けんけどどうしたんやろか?などと喋る。

ほんとはこの大圏航路(球面上の測地線)が球面上での直線であり、球面で三角形をつくったりする球面幾何の導入になるねんけど、そんな話はもちろん無理。ほんとは測地線の話をしたいねんけど、やっぱり中学生くらいやないと無理やろか。それともこどもたちが学校の枠組を意識せんでええとこやったら、充分ついてこれるやろか。それはともかく、西瓜の模様に例えてメルカトル図法では歪む理由を説明して休憩。残念ながらすっかり製図法の話をするの忘れとった。はじめはメルカトル図法で実際につくってみよう、というのも考えてたんやけど中に光源のおける透明な地球儀が簡単にみつからんかったのであきらめたん。ほとんど歪みのない正二十面体地球儀は、展開図だけプレゼントした。難しい話をせんでも分かるこには分かる。資料だけはケチらんかったよ。端や富士測候所の写真、微生物や動植物の形態や模様をならべたり、フラーレンやカーボンナノチューブの記事を紹介したり。もちろん多面体の基本を押えるための資料も整理して、そろえてホチキスでとめておきました。

休憩の後、教室でぼーっとしとったらこどもたちにえらい絡まれた。写真撮られたり、模型壊されたり質問責めにあったり。なんかいろいろ造りたいというので、後半はいろいろ造ることにする。用意した材料フル動員。中国から取り寄せた両側尖ったつまようじも大活躍。ストローにたこ糸、折り紙や角材や輪ゴムなどなんせいろいろ使ってそれぞれに造りたいというものを造る。みんなサンプルみながら造ってもうまくいかんで、どーなってんの?なんでー?と大騒ぎ。やっぱりあちこちひっぱりだこ。地味に集中するこもおって、そんなこがぼそっと「橋とか塔も三角で出来てる、四角より三角の方が強いんと違うん」などとつぶやいたりするから面白い。ストローにたこ糸を通して造ったすぐへしゃげる立方体とかっちりした正四面体を用意しといたこっちとしては嬉しい反応。

昼すぎに弁当たべて、しばし休憩ののち生物。OHPでウニの発生。その後みなに持って来てもらったサンプルを観察。こちらは昨日とおなじような感じ。でも午前の工作でウキウキしてるのか、みんな元気が溢れてる。最後に少し時間をいただいて、昨日がんばって用意した正六角形を二十枚ずつ四つのテーブルに配る。まんなかに六角形を置いてそのまわりに六角形を六枚ならべると平面にしかならんことを確認して、まんなかのをどけてひとつ抜いてみる。五枚の六角形を輪になるように繋ぐとおわんの様な立体になり、同様に続けていくと、勝手にサッカーボール状になる。ここでおひらき。

しまいには「なんで二日だけん」「おもしろいのに」云々。嬉しい。あれ欲しいこれ欲しいと言うので、持って言ったサンプルやみんなでつくったものそれぞれ分けてプレゼント。ごっちゃになった荷物を分けて、自分のものを全部荷作りする。住所をせがまれたりしてわやくちゃになりながらあわただしくさようなら。小学校の先生であるきたのさんの奥さんの妹さんにご挨拶して、カスミサンショウウオ棲息地近のおじいさんのおうちへ挨拶に行く。みなさんいろいろお土産をくださってありがたい。おじいさんが自分の無農薬田んぼでつくったお米をおばあさんがすだち酢で握ってくれた稲荷寿司とてもおいしい。おじいさんとカブトエビ話にもりあがりながら、徳島へ向かう。道中の吉野川、雲間から洩れる光の帯(写真)に目を奪われる。みな疲れてふらふら。夜八時頃のバスに乗り十時半頃難波に着き、自宅に着くと十一時。疲れすぎて眠れんかったけどいつのまにか意識がとんでた。そして27日の副業その1+生ハービーへ続いたのである。

たのしかった。ありがとう。

_ やもり

そーかやもりは分子間力でへばりつきよったんか。すごいなあやもり。

_ たおれる。

あまりの高温に、夕方たおれてしまった。久々に一歩も外に出てへんのと違うやろか、いや起きぬけに煙草こうたわ。なんとかもちなおしたけど、頭くらくらする。しかし能率わるいのう。なんもはかどらん。かろうじてZNet日本語版チョムスキー・アーカイヴ更新したけな。しかしこれ、なんや反戦サイトみたいになってきたなあ、そんなつもりなかったのになあ。あほぼん合衆国大統領のせいぢゃの。こどもたちと遊んだ徳島から帰ってから、なんやかんやいろいろ考えてたんやけどぜーんぶ忘れてしもた。なんかどうも思考が無意味な方向にいきよる。ちょっと気分転換にでも行こかの。

本日のツッコミ(全8件) [ツッコミを入れる]
_ ヲゲシ (2002-08-30 23:47)

分子間引力とクーロン力ってどう違うんでしたっけ?

_ アクビ (2002-08-30 23:50)

名前がちがう

_ アクビ (2002-08-31 01:27)

やもりの場合はファンデルワールス力やという話やったと思う

_ エノコロ草 (2002-08-31 23:40)

ヤモリって動きがコミカルで素敵… はかない記憶を頼りに、クーロン力と分子間力の違いについてちょっと解説をば。 クーロン力は、イオンなど、定常的に大きく分極(プラスとマイナスの分布に大きな偏りがあるということです)した分子間(原子間といったほうがピンとくるでしょうか)にはたらく力なので、方向もはっきりと定まっていて、強力で安定した力です。一方、分子のもつ電子の総体としての分布は刻一刻変わっているため、その電荷の偏りが、小さくせわしない分極を生み、その結果生じる力がファンデルワールス力です。従って、方向も定まらず、不安定で比較的小さな力です。

_ shachi (2002-09-03 01:19)

四角の為の3角ってpolygonやりはじめたころずいぶん勉強したなぁ。(最近のゲームはポリゴンが主流。)数学かぁ、最近楽しいと思えなくなってきてるなぁ。いかんな。(^^)。

_ あくび (2002-09-03 11:16)

あ、いまおもいついたんですけど「算数セラピー」やってみますか?

_ mu (2004-09-16 23:45)

http://www.alloha.info InsuRancE http://www.devonanal.com RIsk mAnAgemenT! http://www.amateur-thumbs.net InSURancE QuoTEs http://www.usbitches.com cAr inSuRaNce http://www.galsonbed.com HeaLTh iNsurAnce http://www.milf-hardcore.net LiFe INsurANce

_ mu (2004-09-17 03:54)

http://www.stories-adult.net PISSing http://www.british-hardcore.net WeT sEe thROugh bIkIniS! http://www.car-fuck.net weT t-SHIrT http://www.justasex.com WEt T-shIRt ConTEst http://www.erotic4free.net T-shIRts! http://www.erotic-free.com wET!


*ツッコミたい方は頭からどぞー