_ 岩波文庫

八つ上の姉がいるので昔から少しは家にあったけれど、はじめて自分で買ったのはいつのことだったろう。たぶん中三の時、ショーペンハウエルの『自殺について』をかったんやないかと思う。その後高校生になる頃『読書について』や芥川の『侏儒の言葉』へ行ったように記憶している。ルブランやドイルの推理小説を一通り読んでしまったあと、長い小説をしばらく読めなくなってしまったみたい。完結で明晰で、断片的な文章を好む。長編小説は、今もたましか読む気にならない。論理展開の長い書物も、良く考えたら苦手みたい。それでわし、数学も苦手なんやな。

ここ数日本を読みすぎていたのである。整理と称して本棚をひっくりかえしては、本を並べ換え懐かしい本を見つけては本にまみれて読み耽る。その割には時間に余裕がえられず頭が痛い。そのような時にショオペンハウエルの『読書について』をみかける度、彼の「読むな」という声が聴こえる。

「読書は他人にものを考えてもらうことである」

かんがえてみたら、にくたらしい中学生やな。初心忘るるべからず、ということでこれからしばらくそのへんの本を読んでみることにしよう。しかし岩波文庫てすぐ絶版にしよるし気いついたら再版しとるし、ややこしい本屋でんな。

_ んー

やっぱり日記かくのやめよかな。計算機そのものからもなるべく脱却しよう。としてみよう。

とりあえず以下のながったらしい考察(あまりにもながったらしいのでコメントアウトしました)の結果、日記はやめそうにない。ということだけは分かりました。